球体関節人形ギャラリーに「廻」を追加しました。ひと目みれば分かると思いますが、あぁ、螺旋階段が作りたかったんだな、みたいな絵です。珍しい点は、人形が立っている絵であるということでしょうか。自立しちゃうと人形っぽくないかなという意識があったのか、今までの絵では立ち姿がありません。
作り始める前から予想はしていたのですが、螺旋階段のシーンはカメラアングルがかなり制限されます。今回のように周囲が壁で覆われている形だと、見下ろすか見上げるかしかありません。それで、ある程度人形を大きく見せたいな~とかやってると、余計なものを入れる余裕がどんどん無くなってきてしまいます。壁面に一定間隔でランプを置くとか、中央にシャンデリアか吊り香炉あたりを入れようなどと考えていたんですけどね。
新年
今更感が強いですが、あけましておめでとうございます。今年も大それた目標など立てず、無計画でゆる~い具合でやっていこうかなと思っていますので、お暇でしたらお付き合いください。
さて、新しい年を祝して何か描くなり作りたいという気持ちだけはあったものの、最終的には何もしませんでした。そこで、見たいひとがいるかどうかは分かりませんが、ラビリンス〈水竜祭〉でこれまでに描いた挿絵の中から十枚ほどを原寸に近いサイズで貼っておこうかと思います。



クリオ、はじめての遺跡探索。いま気がついたのですが、石棺の蓋を持ち上げるクリオの右腕を描き忘れてますね。心霊写真かな?



目の保養をするバッシュ、砂風亭の三人娘、そして衣装合わせ中のウィル。一枚目と二枚目の間に時間が過ぎていたので、かなり絵柄が違います。



黒妖精ヴァラァが登場。恐怖の対象であることと、高位の妖精族であることによる気品や美しさ。それらを両立させるのは難しく、未だ手探り中。



ドウォーフのゴトリムとメシを喰うバッシュ、ヴァラァとともに散策する三人娘。食事のシーンが多い割に絵ではあまり描いていなかったので、少し時間をかけて描いてみました。全体的にカロリーが高そう。

最後に、サラの飼い猫ビアンカ。白猫は楽なようでいて難しいです。もっと陰影をはっきり付けてあげたほうがいいんでしょうね。
てなわけで、とりあえずはこんなもんで。ラビリンスの読者は相当に少ないと思うので、今後もこういった形で絵だけでも見てもらえたらいいかなと思っています。それではみなさん、健康に留意して、がんばらないでいきましょう。